ゲーム雑感: ドラゴンエイジ　オリジンズ

■概要
現在進行中のゲームはドラゴンエイジオリジンズ。
世界観と物語は西洋ファンタジーの正統派RPGです。
海外製のRPGで
何処かの映画のようなシナリオ展開で映画を見ている感覚になるゲームです。
映画のようと言うと某日本製のシリーズ物のRPGを思い浮かべる方もいるかと思いますが
ゲーム部分もしっかりとしています。

■ゲームシステムの感想
・進行形態
シナリオ進行中は無理な時がありますが、ほとんどの場合はフィールド上の拠点を行き来して
サブクエストや買い物などができ、攻略も好きな順にできます。
が、Falloutやオブリビオンみたいに広大なマップを移動してといった感じではなく
拠点への行き来はマップが表示されてそこ上で選択して移動といった感じになります。
Falloutやオブリビオンもマップから目的地へ直接ショートカット移動できますが、その感覚です。
まあ、各拠点自体が結構広いマップだし、目的地までの移動は楽ではありますが
そこまの道を自由に歩いて行きたいといった人には不満かもしれません。

・シナリオについて
シナリオ的には所々で選択肢があらわれて選択しだいでストーリーが変化していきます。
選択によって仲間が増えたり仲間の感情にも影響を及ぼしたりします。
仲間も多種多様で人当たりの良い選択肢をすれば良い反応をする仲間もいれば嫌悪する仲間もいます。
シナリオも日本のシナリオとはかなり違う感じで、何かをやれば何かを失うといった後味の悪いシナリオが多いです。
例えば対立する二つのグループがあったとして、最後は両方仲良くなりましょうよ的な日本のシナリオによくあるよなハッピーエンド？はほとんどなく、両者共に関わるとそれぞれの正義があるけどあなたならどっちを選ぶ？といった感じでどちらかを選ばされます。
味方をした方の為に相手を騙して暗殺したり、裏切ったり、一族皆殺しにしたり・・・
一応は中立プレーも出来なくはないけど、かなり難しかったりどっちからも恨まれたり。
日本のRPGと比べるとドライというかクールというかシビアというか違和感を感じる方がいるかもしれません。
が、受け付けられない人もいるでしょうが、それが原因でシナリオがクソってことではなく、シナリオとしてはそれなりに秀逸かと思います。（冒頭に書いたように何処かの映画のようなシナリオ展開が多いですが・・・）

・戦闘について
戦闘はアマゾンの説明を一部引用すると
「主人公を含む最大4人パーティーで行われるバトル。各キャラクターはAIによって自動で戦闘を行い、リアルタイムにバトルが進行しますが、プレイヤーは戦況に応じた指示を個別に出していくことも可能です。また予め各キャラクターごとに戦術を組んでおくことで、より高度な作戦行動を実行させることができます。」
まあ、そのままです。
自分で作成したキャラクター以外も戦闘中に切り替えて直接操作することができますし
直接操作しないキャラクターは勝手に戦います。あらかじめ戦術を組んでおけばそれなりにイメージしたような行動をとってくれますが当然ですが万能ではないです。

自分は昔から多数キャラを扱うゲームが苦手で、最初に作ったキャラクターを切り替えないで操作して遊んでますが問題なく遊べます。なので同じように自キャラは1人で集中したいと言った人でも問題なく遊べるかと思いますよ。

■気になる点
・戦闘が重くなる時がたまにある。
敵が多いとやや重くなります。
・メニューを開いたり切り替えたりが多少もたつく
まあ許容範囲ではありますがメニュー内の切り替えはもう少しサクサク切り替わると嬉しい。

■その他
当然ながら人によって合う合わないはあります。
【合うだろう条件】
・指輪物語とか西洋ファンタジー好きな人。
特に映画の指輪好きな人は似たような雰囲気ですので楽しめるかと。
・今まで洋ゲーやって面白く感じた人。
今までの洋ゲーが好きなら特に問題なく遊べます。
【合わないだろう条件】
・洋ゲーやっても全然面白く感じたことが無い人。
洋ゲーがダメな人はダメだと思います。
・戦闘後のキャラクターが返り血だらけなのがダメな人。
返り血を浴びたままムービーに突入します。
・みんな仲良し的な物を期待している人
洋ゲー慣れている人は気にならないとは思いますが自分のスタンスと違えば仲良くはなれません。
・萌えキャラじゃなきゃダメな人
洋ゲーですからｗ

■ヒント？アドバイス
このゲームは持ち物の数に制限があります。シナリオを薦めていくと最初のシナリオまでは良いですが次のシナリオの途中あたりで多分持てる数の限界が来るかと思います。
なので、早いうちに、DLCの「ウォーデンの要塞」をクリアすることをお勧めします。
クリアすると倉庫として使えるアイテムボックスが使えるようになり直ぐに使わないようなものを
全部入れられます。まあ、ボックスの置いてある場所に行かなくては使えないといった点はありますが何かを拾う度に持ってる物を捨てることを考えれば全然苦にはなりません。